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図2−3−3 寝たきり高齢者等の将来推計

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資料:1995年「厚生白書」(厚生省)

 

表2−3−5 要介護高齢者の発生率

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資料:1995年「厚生白書」(厚生省)

 

(4)高齢者の経済生活
高齢者の暮らしの状況に対する意識については、概して一般平均より「ゆとり」や「まあまあ普通」という意識の割合が高いことがよく知られている。その実態は、高齢者世帯の年間所得、貯蓄、持家等資産が、全世帯との比較で遜色のない状況にあることによって説明されている(表2−3−6)。しかし、高齢者の就労意欲が極めて高いのは日本人の生きがい欲求の強さが背景にあると言われている。こうした潜在的意識は自立した生活志向の高まりとともにさらに増勢され、稼業所得を求める高齢者も増える傾向を予測させる。

 

表2−3−6 高齢者世帯における年間所得金額

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資料:1995年「国民生活基礎調査」(厚生省)
注1:高齢者世帯とは、男65歳以上、女60歳以上の者のみで構成するか、又はこれに18歳未満の者が加わった世帯をいう。
注2:阪神・淡路大震災のため兵庫県分は除かれている。

 

 

 

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